葬儀費用の仕組み
葬儀にかかる総額は?
一般的に、葬儀費用は「基本プランの費用」と「基本プラン以外の費用」から成り立っています。さらに、葬儀費用とは少し違いますが、お寺に包むお布施も必要になってきます。
葬儀費用を調べる際に気を付けていただきたいのが、葬儀社のホームページでよく見かける「●●コース:▲▲万円」という表示は、あくまでも基本プランの費用であるということ。ですから、基本プラン以外にどんなものが必要で、それにいくらかかるのかを知ることが重要です。お布施まで含めて葬儀にかかる「総額」を知っておけば、トラブルも防げますし、いざというときに慌てずに済みますので、ぜひ以下を参考にしてください。
一般的な葬儀費用の仕組み
(1)基本プラン料金
祭壇・棺や火葬費用など、一般的な葬儀に必要なものがすべて含まれているのが基本プランです。ご自宅で葬儀を行う場合もありますので、葬儀場・ホール使用料は含まれていません。
(2)葬儀場・ホール使用料
葬儀場・ホールを使用する場合に発生する費用です。地域や規模によって価格は変わってきます。もちろん、ご自宅で葬儀を行う場合はかかりません。
(3)人数調整費用
参列者の人数によって変わってくる費用のことです。代表的なものとしては、返礼品代やお通夜・告別式の食事代などがあげられます。
(4)オプション料金
お花を増やしたり、お料理のグレードを上げたりする場合に発生する料金です。
お布施について
葬儀の内容や僧侶にお勤めいただく日数・人数、寺院などによって違いはありますが、一般的にお寺に包むお布施は、「読経のお布施」+「戒名のお布施」となっています。